「おーーーりゃああ!!」
「おーーーりゃああああ!!!」
…
静かな古民家に、
少女の叫び声が響き渡る。
その手には、
片手で持つには
ちょっと大きいハンマー。
ぶんぶん振り回しながら、
勢いよく壁をガンガン叩いてます。
しかも、窓全開で(笑)
でもね、
これがまた楽しそうなんです。
というか、
めちゃくちゃ楽しそうなんです。
普通、壁を壊すって
「やっちゃダメなこと」
のはずじゃないですか。
それを今、全力でやって、
しかも
**「やればやるほど喜ばれる」**
って…どういうこと!?笑
この日はあいにくの土砂降り。
さらに残念ながら、
近所の焼き鳥屋さんも定休日。
でもね、
それすら忘れるくらい
「解体」が楽しい時間になりました。
壁を少しずつ壊していくと、
木の柱や断熱材が少しずつ姿を現す。
「へぇ〜、こうなってるんだ!」
なんて、目をキラキラさせながら
夢中でハンマーを振るう姿。
日常では絶対に味わえない体験が、
そこにありました。
作業が終わったあとは、
床に挑戦。
ブカブカに沈む床の上で、
彼女はジャンプ!!
「ギャー!沈むー!」
ドキドキしながら笑ってるその姿に、
こっちまで笑顔になります。
次は残りの壁の解体、
そして天井抜き。
どんな風に仕上がっていくのか。
この子の中に
「自分の手で壊す体験」が、
どんな風に残るのか。
その瞬間を一緒に過ごせることが、
僕はなにより嬉しいんです。
\ 壁を壊して、人生がちょっと変わるかもしれない /
DIYって、
ただの作業じゃない。
非日常の中にある、
小さな「革命」だと思ってます。